今年の秋冬(2025年AW)と来春(2026年SS)の色柄トレンド
- SATSUKI DESIGN OFFICE

- 11月14日
- 読了時間: 3分
今日は、スカーフ・ストール類の色柄トレンドについて、予測データを基に考えてみます。
今年の秋冬(2025年AW)の色柄トレンド
今年の秋冬は、ストールやマフラーがコーディネートの必需品になることが予想されており、存在感のあるクラシックな柄や、深みのある色がトレンドの中心となる予感。
柄のトレンド予測
大本命は「チェック柄」:タータンチェック、グレンチェックといった英国調のクラシックなパターンがトレンドを強く牽引。特に大判のストールで大胆にチェック柄を取り入れるスタイルが人気を集めるでしょう。「グレンチェック」や「タータンチェック」のアイテムは、ボトムスなどでアップトレンドとなっており、この流れがストール・マフラーにも波及する可能性が非常に高いです。

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その中でも注目すべきは「レオパード柄」。アニマルプリントもアクセントとして強い需要がありそう。特にレオパード柄は、シンプルなコートに合わせるだけで一気に旬な印象を与えるため、定番のチェック柄と並んで人気となる兆しがあります。
落ち着く柄としては、「花柄」「ペイズリー」「ボタニカル」といった曲線的でフェミニンな柄は、秋冬シーズンでは全体的にダウントレンドの予感。主役の座はクラシックでマニッシュな柄に譲る形となりそうです。
色のトレンド予測
深みのあるウォームカラーが中心。「ブラウン」「キャメル」といった茶系、そして「ボルドー」「ワインレッド」といった深みのある赤系がトレンドカラーとして浮上。これらの色はチェック柄とも相性が良く、温かみと高級感を演出します。
また、ベーシックカラーも堅調。「ブラック」「グレー」「ネイビー」といった定番色は、どんなスタイルにも合わせやすいため、引き続き安定した需要を維持。特にチャコールグレーのような深みのあるグレーが注目されます。

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来年の春(2026年SS)の色柄トレンド
秋冬の重厚なトレンドから一転し、春らしい軽やかでクリーンな色柄へとシフトする予想。ただし、スカーフ自体のトレンドは落ち着くため、あくまでアクセントとしての役割が中心となりそうです。
柄のトレンド予測
「ストライプ」「ドット柄」が復活。秋冬に主役だったチェック柄の勢いは落ち着き、春夏の定番である爽やかなストライプや、クリーンで可愛らしいドット柄の人気が回復する予感。細めのピッチのストライプや、ランダムなドット柄などが新鮮に見えそうです。
春の定番「小花柄」は?
秋冬ではダウントレンドだった花柄も、春には「小花柄」を中心に需要が少し持ち直しそう。軽やかな素材のブラウスやワンピースと連動し、フェミニンなスタイルで取り入れられそうです。
色のトレンド予測
明るいペールトーン&ブライトカラー。冬のダークトーンの反動で、明るくフレッシュなカラーパレットに注目が集まります。「ライトブルー」「ライトグリーン」「イエロー」「ピンク」といった、春の訪れを感じさせる色が人気となるでしょう。
まとめ
今年の秋冬は、「クラシックなチェック柄」や「レオパード柄」を、「ブラウン」や「ボルドー」といった深みのある色で取り入れるのがトレンド。来年の春は、秋冬の反動で「ストライプ」や「ドット柄」といったクリーンな柄と、「ライトブルー」や「イエロー」などの明るいカラーパレットにトレンドが移行するでしょう!

