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新規事業ブランディングと社会実装のデザイン|さつきデザイン事務所×アトリプシー

「さつきデザイン事務所」と「アトリプシー」の関係性を、最近よく聞かれます。新規事業を育てるデザインと、ケア×アートを日常に実装するデザイン。さつきデザイン事務所とアトリプシーの役割とブランド構造を解説します。




さつきデザイン事務所とアトリプシーの関係性

「事業を育てるデザイン」と「社会実装のデザイン」


私の中でも時々、さつきデザイン事務所の仕事とアトリプシーの活動が混ざる瞬間があります。(混ざってもいい時もある。)ただ、考えを整理し、必要なときにきちんと説明できるように、ここで一度言葉にしておきたいと思います。


“デザイン”が軸。役割は別。

さつきデザイン事務所は、企業や個人・団体の新規事業に対して、ブランディングやクリエイティブの伴走を行うデザイン事務所です。事業の価値を言語化し、伝わる形に整え、意思決定と制作を前に進めることで、立ち上げ期に起きやすい手戻りを減らします。

一方のアトリプシーは、ケアとアートを結び、言葉にならない想いを体験と作品に変えて、日常や社会のなかに実装していく活動です。表現できる場をつくり、日常に残る作品へ変換し、共感が循環する仕組みまでを設計します。



なぜ両方をやるのか。 答えは私のデザイン観にある。


この2つを並走させること自体に、直接的な意味があるわけではありません。あえて理由を挙げるとするなら、それは私がデザインをどう捉えているかという、私自身の感覚にすぎません。

2017年に開業したさつきデザイン事務所が掲げているのは、「デザインで世界中の人にハッピーを。」というビジョンです。目に見えない価値や想いを形にし、共感として伝わる状態をつくる。文化・伝統・資源・事業など、簡単には生まれないものを残すためにデザインする。私は、デザインを装飾ではなく、幸せの循環を設計するための力だと考えています。


この考え方があるからこそ、さつきデザイン事務所は「事業を推進するエンジン」として機能します。価値を言語化し、伝わる形に整え、ファンを増やし、継続性のある事業へ伴走する。同時に、闘病を経て2024年に立ち上げたアトリプシーは「ケアの文化装置」として機能します。言葉にならない想いに居場所をつくり、表現を通して回復や関係性の再編集が起きる場を設計し、それを作品や体験として日常へ持ち帰れる形にする。


つまり私の中では、どちらも同じ目的に向かいながら、デザインの使い方が違うということです。事業の前進を支えるデザインと、生きることを支えるデザイン。この2つを行き来できることが、私の活動全体の意味になっていくのだと思っています。


役割をもう少し具体的に

「誰に」「何を」届けているのか


さつきデザイン事務所:

立ち上げ期の迷いを、前進に変える

さつきデザイン事務所が主に向き合うのは、企業・個人・団体の新規事業や、事業責任者、広報・マーケ担当の方々です。立ち上げ期特有の混乱の中で、価値を言語化し、ブランド・導線・制作を一気通貫で整えることで、意思決定と制作を前に進めます。成果としては、コンセプトやタグラインなどのブランド設計、Web・LP・SNS・資料・動画・印刷物などの制作、発信設計や導線設計まで含めて、事業推進に必要な要素をまとめて設計します。


アトリプシー:

表現を、日常へ。共感を、循環へ。

アトリプシーが関わる相手は、当事者(闘病者など)とその家族、子どもやヤングケアラー、支援者、病院・福祉施設・文化施設といった場の担い手、そして企業(協賛・CSR・ウェルビーイング施策)まで多岐にわたります。ワークショップや展示、ウィンドウアート、参加型インスタレーションなどの「場」をつくり、スカーフやハンカチ、カードといった「作品」に残す。さらに、協賛や寄付導線など、活動が持続するための仕組みもあわせて設計していきます。



ブランドアーキテクチャ

「母体」と「独立プロジェクト」で整理する

Branded House + Independent Project Brand


私は、デザイン事務所と社会実装の活動の関係性を、Branded House(母体)+Independent Project Brand(独立プロジェクト)という形で整理しています。母体となるさつきデザイン事務所は、プロとしての提供価値を一貫して届ける基盤です。信頼性と制作体制を積み上げ、再現性のある形で価値を提供します。


一方で、アトリプシー(ART+3C)は、その基盤の上で展開する独立プロジェクトブランドとして運用しています。参加者や地域の文脈とともに育っていく活動だからこそ、独立した世界観と目的を保ちながら、現場で育つ余白を残しておきたい。この構造は、「プロとしての確かさ(母体)」と「社会実装の実践(独立プロジェクト)」を両立させるための設計です。




継続のための設計

事業収入が、社会実装の燃料になる

さつきデザイン事務所は、伴走フィーやクリエイティブ制作費、社内向けのコンサルやワークショップなど、主に役務提供として価値を提供しています。これは私の生活を支えるだけでなく、アトリプシーへの出資にもつながっていきます。

アトリプシーは、ワークショップ参加費、展示・イベント運営費、プロダクト販売、企業協賛・スポンサーなど、複合モデルで活動を継続させる設計です。そこで生まれた資金は、アトリプシーの運営費や、闘病者への支援につながっていきます。


グリッドや線、右はにじみ・インクの滲みが広がる質感の絵


伝えたいことが、残る形になるように

さつきデザイン事務所は Professional(プロとしての提供価値) を担い、アトリプシーは Purpose(理念と社会実装の実践フィールド) を担います。事業に効くデザインと、生きる力に効くデザイン。この2つは別物でありながら、互いを弱めるのではなく、むしろ互いを強くします。


私が大切にしているのは、見た目を整えることだけではなく、「伝えたいことが、残る形になる」こと。さつきデザイン事務所では事業の推進を、アトリプシーではケアの循環を、それぞれの方法でデザインしています。



立ち上げ期の事業で、言葉が定まらない/発信が噛み合わない/制作が前に進まない。そんな時は、さつきデザイン事務所として伴走できます。また、ケア×アートの取り組みを院内や地域で実装したい場合は、アトリプシーとしてご一緒できます。ご相談はお問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。




さつきデザイン事務所/SATSUKI DESIGN OFFICE
(適格請求書発行事業者登録済み)

TOYONAKA-CITY, OSAKA,  JAPAN(日本)

info@satsuki.design

さつきデザイン事務所は、​大阪で企業ブランディングやパーソナルブランディングを行っているデザイン事務所です。

ブランドマネージメント・プランニング・ディレクションを行い、ウェブ制作・DTP制作などを行っています。

経営戦略をベースにブランドデザイン戦略へ落とし込んでいきますので、単なるビジュアル化ではありません。

皆様の企業価値を高めるお手伝いをしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

また、「遊びごころを共有するためのコミュニケーションデザイン」を研究中。

​ケアとアートの領域で研究と「アトリプシー/ART3C」実践を行っています。

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