top of page
執筆者の写真SATSUKI DESIGN OFFICE

デザインの値段について

みなさん、こんにちは!


今朝は、寒くて目が覚めました。

そして、娘はさっそく風邪を引きました・・・。


さて、今日は、デザインの値段についてお話ししたいと思います。

フリーランスになったとき、まず、自分の提供するサービスに値段をつけなければなりません。



しかし、自分の提供するサービスやスキルに値段をつけるってすごく難しい!



特に、仕入れのないデザインは、家を建てるわけじゃないので、ただでもできると言えばできる仕事です。

さらに、市場を見てみると、今はクラウドソーシングで、デザインをものすごく安く発注することができますね。


たとえば、名刺デザインが1000円だったり、ロゴデザインが3000円だったり、A4のチラシデザインが5000円だったり、ウェブデザインがたくさんページ数があるにもかかわらず、数万円だったり・・・。


安い金額で受ける人、安い金額で発注する人が、たくさんいる時代です。



そんな時代に、自分が誰かのために生み出すデザインの値段って、いくらにすればいいのでしょうか。



私は、どのように値段をつけたかというと、市場と自分のスキルと経験を照らし合わせ、自分がどのレベルに属しているかを把握して決めました。そして、大事なのは自らのターゲットとするお客様が、発注してくれる値段をつけなければいけないということです。


ターゲットが誰かもわからないまま、値段をつけることはできません。



あなたは、どういう会社や人のために、サービスや価値を提供したいですか?




ちなみに、時間について。


名刺デザインが、1時間でできたとします。

1時間でできるのなら、1000円?それとも10万?


制作においては、工数計算(時間×人数)ももちろんします。

ウェブ制作だと、ひとつひとつの工程にかかる時間と人数で、計算したりします。

工数計算をしつつ、デザインに関しては、1時間でできるデザインもあれば、相当苦しんで長い時間かけてつくるデザインもあるので、私の場合は、大体同じ価格にしています。


作る時間が短かろうが、長かろうが、経験とスキルをベースにおいて、値段を設定します。



あとは、自分の会社の経営を見ます。

たとえば、月の売上を100万として、年間1200万の売上を目標にしているとします。


名刺のデザインを1000円で受けたら・・・月1000件(ホント?!)受けないといけないのです。

それ、できるのか?っていうところです。

昔々、サラリーマン時代に700人分の名刺を手作業で作ったことをふと思い出しましたが、気が狂いそうでした。


月1000件レベルになると、自動化が必要ですね。


ちなみに、名刺デザインを10万でうけたら、月10件で目標達成です。



つまり、デザインの値段は


①自分のスキルと経験を把握し、市場を見て決める

②ターゲットとなるお客様を知って決める

③自分の会社の売上目標(経営)を定めて決める


この3点を見ながら、決めていきます。



このお話しは、デザインだけでなく、どのお仕事でも一緒だと思います。

料金設定は、なかなか難しいと思いますが、ビジネスにおいて大事な部分ですので、慎重に考えてくださいね!





週末に向けて、台風接近中です。

備えあれば患いなし!


気を付けてお過ごしください。








Comments


bottom of page