社内合意形成を進める提案資料の型
- SATSUKI DESIGN OFFICE

- 2025年12月28日
- 読了時間: 3分
更新日:2025年12月29日
新規事業で「良いアイデアなのに通らない」時、原因はデザインや熱量の不足ではないことがほとんどです。社内資料は説得ではなく、判断を助ける資料にした方が通ります。決裁者が困るのは、「賛成/反対」ではなく「判断できない」状態です。この記事では、稟議が通りやすくなる社内資料の作り方を、構成テンプレと落とし穴で整理します。
キーワード:稟議 資料 作り方/新規事業 社内提案 資料/決裁者 説得/事業計画 スライド 構成/社内合意形成
決裁者が見ているのは「正しさ」より判断材料
決裁者が見たいのは、提案の気合いではありません。主に見ているのは次の3点です。
・リスクは何か(何が起きうるか)
・代替案は何か(他の選択肢と比べてどうか)
・次の一手は何か(小さく試せるか)
この3点が揃うと、決裁者は「判断」できます。逆に言うと、ここが欠けると、どれだけ資料が綺麗でも止まります。
稟議が止まる資料の特徴
・背景が長く、結論が遅い
・理想論だけで、具体の一手がない
・リスクが最後まで出てこない
・数字がないから何も書けない(比較と検証で代替できる)
・関係者が増えそうなのに、体制が曖昧
稟議で強い資料は、「正しい主張」ではなく「迷いが減る資料」です。
提案資料の構成テンプレ
1)結論(求める決裁)
例:まずは1か月の検証を承認してほしい/予算◯円を確保したい
2)背景(なぜ今か)
例:既存のやり方では伸びない/競合が先行している/顧客から要望が出ている
3)課題(放置した場合の損失)
例:機会損失、手戻り、採用難、顧客離脱など
4)提案(何をするか)
例:LPと資料を作る、ではなく「検証を回す仕組みを作る」
5)対象と価値(誰に何が良いか)
顧客/社内/現場、それぞれのメリットを一言で
6)検証方法(小さく試す)
最初から大きくやらない。ここがあると通りやすいです。
7)コストと体制(誰がやるか)
役割、週あたり工数、外部が必要か等
8)リスクと対策(先に書く)
不安を先回りで潰すと、承認が進みます。
9)判断ポイント(決裁者に選んでほしい軸)
例:スピード優先/品質優先/リスク低減優先
数字が弱い時の書き方
市場規模が曖昧でも、社内の数字で補えます。
・会議時間(週◯時間)
・修正回数(◯回)
・制作の手戻り(工数)
・問い合わせの質(価格だけ vs 課題相談)
「現状のコスト」を見える化できると、提案の必要性が伝わります。
そのまま使える!
社内合意形成稟議1枚要約テンプレ
・求める決裁(結論):
・今の課題(放置の損失):
・提案(何をする):
・検証(小さく試す方法):
・コスト(概算)/体制:
・主なリスクと対策:
・意思決定の期限:

決裁者が判断できる形に整えると、資料は短くなります。どこが判断材料不足か、構成と表現の両面で一緒に整理しましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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