新規事業のクリエイティブ伴走、費用はどう決まる?
- SATSUKI DESIGN OFFICE

- 2025年12月25日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月29日
新規事業の立ち上げで、意外と時間を奪うのが「見積もりのすれ違い」です。LPを作る、資料を作る、デザインを整える。やることは見えているのに、費用の話になると空気が固まる。そんな場面を何度も見てきました。
・LPだけなら安いはず
・ブランディングって何にいくらかかるの?
・修正が増えたらどこまで追加費用?
・この予算で、どこまでできる?
結論から言うと、費用の決まり方は「成果物の数」だけではありません。新規事業では特に、費用が増える原因の多くが “制作”ではなく“未確定の処理” にあります。この記事では、見積もりの考え方を「分解」し、予算内で成果を出すための優先順位まで整理します。
キーワード:新規事業 デザイン 費用/クリエイティブ 伴走 料金/LP 制作 価格/ブランディング 見積もり
なぜ新規事業のデザイン費用はブレるのか(価格が変わる3要因)
1)未確定の量(意思決定の難しさ)同じ「LP1ページ」でも、すでに内容が固まっている場合と、対象も価値も揺れている場合では、必要な作業が違います。後者は、作る前に「何を作るか」を決めるための整理が必要です。ここが費用と時間を左右します。
2)成果物の種類(作るものの“性質”)LP、営業資料、採用ページ、ブランドガイド。どれもデザインですが、ユーザーの検討の深さが違うため、必要な説明材料(信頼要素)が変わります。例えば営業資料は、比較検討の場で使われるため「根拠」「費用」「プロセス」「体制」まで求められやすいです。
3)関係者の数(レビュー回数と合意形成)決裁者、現場、営業、広報、法務。関係者が増えると、制作よりも「レビューの交通整理」が重要になります。ここが未設計のままだと、修正は無限に増えます。結果として見積もりも膨らみます。
見積もりを分解する(よくある内訳と本当のコスト)
見積もりは大きく4つに分けて考えると理解が進みます。
・整理(ヒアリング、論点整理、要件定義)
・設計(メッセージ設計、情報設計、導線設計)
・制作(デザイン、コピー、実装)
・運用/検証(改善、AB、更新)
ここで誤解が起きやすいのが、「制作」だけを買おうとすることです。新規事業は、設計が弱いまま制作に入ると、後から何度も作り直すことになります。つまり、設計を削って安く見せた見積もりほど、結果的に高くつきます。
費用が増えやすいパターン(見積もりが跳ねるあるある)
・キャッチコピーやKVを先に作り、あとで前提が変わる
・レビューが「好み」になり、修正指示が抽象的
・誰が最終決定か曖昧で、会議が増える
・LPを作った後に「料金」「FAQ」「事例」が足りないと気づく
・対象が複数(BtoBとBtoCを同時に狙う等)で、メッセージが分裂する
費用を抑えるコツは「作業を削る」より、「前提を先に固定して手戻りを止める」ことです。
予算内で成果を出すための優先順位(削っていいもの、残すもの)
残すべきもの(効果に直結)
・中核メッセージ(1文)と判断基準
・LPの導線(CTA)と信頼要素(料金の考え方、FAQ、プロセス)
・問い合わせの受け皿(フォーム、返信テンプレ、次の案内)
後回しでいいもの(加点だが必須ではない)
・SNS素材の量産
・動画
・バナーの大量バリエーション
・コピー違いの大量AB(最初は一点で十分)
見積もり前に確認すると揉めない3つ(最初に合意する)
1)今回のゴール(何を増やす?)問い合わせ/予約/資料請求/購入。どれが第一行動かで設計が変わります。
2)決裁者と決め方誰が最終判断するのか、会議で何を決めるのか、修正指示の出し方。ここが曖昧だと、工数が読めません。
3)修正の考え方「何回まで無料」よりも、・何が確定していれば修正が減るか・追加になるのはどんな変更かを先に言語化する方がトラブルが減ります。
そのまま使える!
新規事業のクリエイティブ伴走の見積もり相談のための事前メモ
・ローンチ予定日:
・第一行動(最優先):問い合わせ/予約/資料請求/購入
・対象(状態で):初見/比較検討中/決裁者
・現状あるもの:LP/資料/SNS/FAQ/料金/事例
・関係者(レビュー参加):
・今回“やらない”こと:
・予算感(幅でOK):

新規事業のクリエイティブでは、「何を作るか」ではなく、「何から決めるか」で予算は変わります。現状に合わせて、やるべき作業の順番と、予算内で無駄が出にくい進め方をご提案します。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
さつきデザイン事務所は、新規事業やサービス立ち上げの「伝わるカタチ」を一緒に整えるデザイン事務所です。コンセプト整理、言葉づくり、Web・ロゴ・資料・SNSなど、必要なところから伴走します。
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