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ローンチ前に揃えるべきクリエイティブ優先順位

更新日:2025年12月29日

新規事業や新サービスのローンチ前は、やることが一気に増えます。LP、資料、SNS、ロゴ、KV、バナー、動画、プレスリリース…。気づくと「全部作らなきゃ」で手一杯になり、時間も予算も溶けていく・・・・。でも結論から言うと、ローンチ前は全部作らないほうが成果に近づきます。順番を間違えると、作ったのに反応が出ない、手戻りが増える、社内合意が止まる。そんな状態になりやすいからです。

この記事では、ローンチ前に揃えるべきクリエイティブの優先順位を、実務に落とせる形で整理します。


キーワード:新規事業 ローンチ/LP/クリエイティブ 優先順位/事例/FAQ/料金


ローンチ前に起きがちな作り過ぎ問題

ローンチ前の作り過ぎ問題は、次のような形で現れます。


・SNS投稿を量産しているのに、LPに人が流れない

・LPはあるのに、料金やFAQがなく問い合わせが増えない

・資料は作ったが、説明するたびに言い方が変わる

・KVやバナーを先に作り、あとからコンセプトが変わって作り直し

・「見た目」は整っているのに、何のサービスか伝わらない


この時、現場では“表現”を増やして解決しようとしがちです。でも多くの場合、足りていないのは表現量ではなく、何を約束するかと根拠が揃っていないことです。



最優先は「一言で説明できるコンセプト文」

ローンチ前に最初に揃えるべきは、デザインやKVではありません。一言で説明できるコンセプト文です。コンセプト文とは、次の3点が1文で言える状態です。

・誰の(対象)

・どの場面の困りごとを

・どう良くする約束か


このコンセプトがないままLPやバナーを作ると、表現は増えても、媒体ごとに言い方が変わり、結果として伝わりません。逆に、骨が決まると、LPも資料もSNSも同じ設計図から作れます。おすすめの型はこれです。


私たちは、(誰の)(どんな痛み)を、(どう良くする)ことで解決する。


ローンチ前に、まずこの1文を社内で固定してください。これがすべての起点になります。


次に「信頼の証拠」(事例/実績/FAQ/料金)

コンセプトが決まったら、次に必要なのは「信頼の証拠」です。ローンチ直後に反応が出ない原因の多くは、ここが薄いことです。初めて知る人は、サービスをこう見ています。「良さそう。でも、本当に大丈夫?」その不安を解消するのが、事例・実績・FAQ・料金です。完璧でなくていいので、最低限の判断材料を揃えます。


・事例(Before/After、プロセスでも可)

・実績(過去のプロジェクト、経歴、協業先など)

・FAQ(修正回数、進め方、守秘、キャンセルなど)

・料金(価格か、少なくとも料金の考え方)


ここが揃うと、LPや資料の説得力が一段上がり、問い合わせや相談のハードルが下がります。



最後に「拡散の素材」(SNS・バナー・PR)

拡散の素材(SNS投稿・バナー・PR)は大事です。ただし、順番は最後です。なぜなら、拡散は入口であり、入口の先にあるLPや資料が弱いと、アクセスが増えても成果につながらないからです。拡散素材は、骨と信頼の証拠が揃った状態で作ると、最小の労力で最大の効果が出ます。


拡散素材で優先するのは「量」より「導線」です。

・誰に向けた投稿か(対象)

・何がどう良くなるか(結果)

・次に何をしてほしいか(CTA)

・遷移先(LP/資料/予約)が整っているか

この4点が揃えば、少ない投稿でも次の行動につながります。


最小構成のセット

ローンチ前の最小構成は、次のセットです。これだけあれば、出せます。あとは運用しながら育てればOKです。


1)コンセプト(1文)・誰の、どの痛みを、どう良くするか

2)LP(最低限でOK)・ファーストビュー(骨+補足)

・提供内容(何をするか)

・信頼の証拠(事例/FAQ/料金のうち最低2つ)

・CTA(相談、予約、資料請求など)

3)説明資料(必要な場合)

・コンセプト

・対象と課題

・解決のアプローチ・事例/進め方/料金

4)SNSの入口投稿(3本で十分)

・課題共感・解決の考え方

・事例

・プロセスそれぞれからLPへ誘導

5)問い合わせ/予約の受け皿

・フォーム、予約導線、返信テンプレ(最低限)


この最小セットでまず出し、反応を見て増やしていくのが最短です。


余力があればやるもの

余力が出てからやると効果的なのは、次のようなものです。


・動画(サービス紹介、事例紹介、代表メッセージ)

・コピー違いのABテスト(ファーストビュー、CTAなど)

・広告用のバリエーションバナー

・プレス向けの素材セット(画像、説明文、プロフィール)

・導線の改善(ヒートマップ、フォーム改善など)


これらは加点ですが、コンセプトと信頼が弱い状態でやると、制作コストの割に成果が伸びません。


夜空


ローンチ前の制作物が増えて整理がつかない時は、「何を作るか」ではなく「何から決めるか」を並べ替えるだけで一気に進みます。今あるもの(LP、資料、SNS、事例、料金、FAQなど)と、ローンチ予定日、次に欲しい成果(問い合わせ、予約、購入など)を伺い、あなたの状況に合わせてクリエイティブ優先順位を組み替えます。





クリエイティブ優先順位のチェックリスト

ローンチ前に「何が揃っていて、何が不足しているか」を5分で確認できるチェックリストです。完璧を目指すより、まず出せる状態を作るために使ってみてくださいね。






ここまで読んでくださってありがとうございます。

さつきデザイン事務所は、新規事業やサービス立ち上げの「伝わるカタチ」を一緒に整えるデザイン事務所です。コンセプト整理、言葉づくり、Web・ロゴ・資料・SNSなど、必要なところから伴走します。


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(適格請求書発行事業者登録済み)

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さつきデザイン事務所は、​大阪で企業ブランディングやパーソナルブランディングを行っているデザイン事務所です。

ブランドマネージメント・プランニング・ディレクションを行い、ウェブ制作・DTP制作などを行っています。

経営戦略をベースにブランドデザイン戦略へ落とし込んでいきますので、単なるビジュアル化ではありません。

皆様の企業価値を高めるお手伝いをしていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

また、「遊びごころを共有するためのコミュニケーションデザイン」を研究中。

​ケアとアートの領域で研究と「アトリプシー/ART3C」実践を行っています。

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